緊急地震速報とは
緊急地震速報は、地震の前に揺れが来るのを知ることが出来るシステムです
2007年10月より、気象庁は世界で初めての試み「緊急地震速報」が一般利用できるようなりました。
大きな地震だけを配信するのではなく、地震(M.3.5以上<震度1でも>もしくは最大予測震度3以上)が発生すれば発生時刻、震源地情報、マグニチュードの大きさの予測を随時配信しています。その情報を受けられるのは、高度利用者向けの緊急地震速報受信機となり、テレビやラジオ,携帯電話などの、一般緊急地震速報とは異なります。
高度利用者向け | 震度の大きさを問わず緊急地震速報の第1報から受信することができます。受信するには専用の受信機が必要となり設置場所の緯度・経度、地盤の振幅率などの情報を予めセットし、設置場所に震度いくつの地震が何秒後に来るかの情報を提供します。専用の受信機は震度1から 震度7まで自由に設定が可能です。※受信するには配信料が必要となります |
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一般利用者向け | 誰もが無料でテレビやラジオ、携帯電話などから地震が来ることを知ることができます。ただし緊急地震速報の第2報以降で震源が震度5弱以上と思われる場合のみ各放送局が情報として放送します。 |
緊急地震速報の仕組み
震央に近い観測点(全国1,200箇所以上、気象庁・防災科学研究所設置)から、気象庁、地震速報諸機関を経由して、即刻に地震予測データーを利用者にインターネット、IPV6網、衛星通信などから提供するサービスです。
緊急地震速報の応用と連動
基本的に現在ご使用の放送設備に組み込み、地震速報を全館に自動放送します。放送設備が無い場合、スピーカーが付属品として付いてますが、規模により放送アンプ・スピーカーを増設します。
放送設備 | 現在お使いの放送設備に組み入れる事で、地震速報を優先して放送します。 |
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表示器 | 放送が聞こえない方や、騒音で聞こえにくい施設は、表示器(フラッシュ・パトライト等)でお知らせします。 |
エレベーター | 揺れる前にエレベーターを最寄の階に停止し、閉じ込めを防止します。 |
自動ドア | 揺れる前に自動ドアを解放し、屋外避難経路の確保、閉じ込めの防止をします。 |
工場等の機械設備 | 地震到達前に稼働機械を緊急停止し、オペレーターを保護します。 |
製品紹介 地震速報受信端末
◆主な取扱製品をご案内させて頂きます。
ホームサイスモ …[HOME SEISMO]
緊急地震速報受信機 HomeSeismo(ホームサイスモ)は、内蔵した地震計でP波(初期微動)を検知し、直下地震にも対応します。
地震発生に対してP波検知と、気象庁の緊急地震速報(警報/予報)の2ルートを持っているため、より早く、より確実に地震の発生を警告し、地震災害を軽減できます。
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シグナル・ナウ …[Signal Now Lite]
SignalNow Lite は発生した地震の情報をいち早く受信し、震度や大きな揺れが来るまでの時間を予報できる、気象庁の「高度利用者向け緊急地震速報(予報)」を利用した通報システムです。
更に2013年3月7日より開始された気象庁の新しい津波電文にも対応し、津波警報・注意報も通報することができます。
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ディーパス ポセイドン …[DPASS POSEIDON]
本体に大型カラー液晶を搭載し、地震速報発報中は音声にあわせて到達震度・猶予秒数と震源地を日本地図上に表示させます。機器本体だけでも使用できるのはもちろん、複数の端子によりさまざまな機器と連動して使用することも可能です。地震履歴の表示や各種設定を行う際にも大型カラー液晶画面が活躍します。
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